前回のサンプル動作手順の中でマルチプレイヤー機能を付け、動画中でも複数の端末がオブジェクトの追加/色の変更を行っていました。
今回は個人的にも気になっていたサンプルのみで成り立っていたマルチプレイヤーについて調べてたことを記載します。
前回までの手順の中では、オブジェクトをデータベースを準備するような手順は踏んでいませんでした。
しかし、マルチプレイヤー機能は機能し複数端末でオブジェクトの共有ができている。
これは、LightshipがARバックエンド(ARBE)サービスという仕組みが標準で搭載されていることが上げられます。
このARBEはP2P型ネットワークのステートレスで動作しており、ルームにプレイヤーがいる間は生成したオブジェクト等が他のプレイヤーにも共有が行われ、セッションが終了してから30秒後に初期化される仕組みとなっています。
実際にソースコードの中を見るとARBEアドレスとKeyをエンドポイントとしているコードがありました。
サンプルプロジェクトからマルチプレイヤー機能の動作やコードの確認ができるのは非常にありがたいと感じました。
ARBEによって開発者側が通信用に環境の構築をしなくていいのは魅力的ですね。(しかも5月まで無料で使える)
Getting Started Unity Project.を見た限りでは、コメントがしっかりと記述されているため理解もしやすく感じました。
他の機能等の解析が進みましたらまた記事として投稿しようと思います。