当社のような中小企業ですと法務部はありません。
契約書については各自スキルを身につけ作成しています。それでも足りないところは昨年まで弁護士事務所と顧問契約し協力してもらっていました。
今年からクラウドサービスLegalforceを導入しました。
Legalforceとは契約書レビューツールです。AIが瞬時に契約書をレビューしてくれます。テレビCMもよくやっていますよね。※テレビを見る世代です(笑)。
「当社の物品をお客様に貸出したい」ということで借用書を用意します。この借用書でLegalforceを活用してみます。
①「契約書レビュー」メニューを選びます。
②Wordで作成した契約書をアップロードします。
③レビュー方法を指定します。
契約雛形を指定することでより良いレビューが行われます。
機密保持契約、特許ライセンス契約など多くのが雛形があります。
残念ながら、普通建物賃貸借契約はあったのですが、物品借用書はなく「一般条項」を雛形としました。
④結果表示
レビューが瞬時に終わり結果が表示されます。
自動更新するつもりがなかったので、記載しなかったら「契約の自動更新」が指摘されていますね。
これらを確認し、必要であれば修正します。
弁護士さんへの説明、やりとりがなくなり、レビューが一瞬なのは便利ですね。
また最新の契約書テンプレートがあるので、ベースにして契約書を作りやすいです。
ただ、いくらツール(AI)が補助してくれても、その内容が理解できないと契約書は作成できません。
しっかり契約できる知識を補充しながら、ツールの持ち腐れにならないようにしていきます。
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