住宅地図のイイ使い方

私は、現職までに民間企業→地方自治体→私立大学と経験してきました。この中でゼンリン住宅地図をよく見たのは地方自治体勤務のとき。使い道は、住民の方にモノを届けに行ったり(郵便料金削減)、話を聞きに行ったり。。。当方の勤めていた町の公用車にはカーナビもない車も多かったですし、訪問先すべてをカーナビに登録するのも時間がかかる、だから助手席に地図を置いて・・・でした。

事業所等であれば、記憶もあって場所はすぐ分かるので出発できました。でも、小さな町でも、さすがに個人の名前と住所だけでは、厳しいので住宅地図を見ながら訪問してました。このような住宅地図の使い方は役場職員あるあるです。

職員みんなで住宅地図帳を使うと・・・

職員みんなが住宅地図を見て訪問していると、間違い無く全員がメモを書きます。世帯主が変わればメモ、会う人の名前をメモ、危険な犬がいてもメモ、訪問時間もメモ、次回訪問を忘れないためにメモ、新しい道や新しい家をメモ等々。。。。それぞれが住宅地図帳をメモを書き込んで便利に使っていました。

このように住宅地図帳を使っていると?

でも、便利に住宅地図帳を使い続けていると・・・だんだん使いにくくなってきます。
紙がボロボロになってきたな。。。メモが増えてきて見にくいな。。。。地図が古くなったな。。。とか、

そして、そろそろ新しいゼンリン住宅地図を買うか!!となります。

新しい住宅地図帳はいいことばかり?

新しくなれば、新しい道路や家が記載されていたり無くなった家は消えます。 ボロボロの紙は新しくなります。

いろんな人が書いたわけのわからないメモ書きは無くなって有難いです。

ただ、新しいゼンリン住宅地図ですが、良いことばかりでもありません。

SAWADA
SAWADA

あっ、自分のメモがなくなった!

古い住宅地図から書き写さないと・・・めんどくさいな

皆さんはいかがでしょう?

お客さんとお話ししているとき、このようなゼンリン住宅地図にメモを書いて使っていることは時々出てきます。

浄化槽清掃を行っているお客さんでは、各戸訪問して浄化槽位置が分かりにくくて探したときは、次はすぐ分かるようにゼンリン住宅地図にメモ書きします。また電話で訪問予約するときには、赤い屋根の家とか車を止める位置等をメモ書きします。このメモ書きは次の訪問や予約をするときには貴重な情報となっています。

そろそろゼンリン住宅地図が古くなったので買い替える?

メモを書き写すのは、めんどくさいから先送りの繰り返しになります、結果的にゼンリン住宅地図は古くなりすぎたという状態になります。

ゼンリン住宅地図の便利すぎる問題の整理

<良いところ>

◎ 情報が豊富で訪問にめちゃくちゃ便利

◎ 不足な情報はメモ書きで補える

<悪いところ>

× 買い換えないと地図はどんどん古くなる

× メモ書きで紙が汚れてくる(誰がいつなにを書いた? ← 本人しかわからない、字が汚くて読みにくい)

× 長年使っていると、ある日貴重なメモ書きを書き写すことになる

SAWADA
SAWADA

良いところと悪いところと整理してると、情報量が豊富な住宅地図にメモ書きをどう書き加えるか?が解決できれば良さそう!?

DXで解決

DX(デジタルトランスフォーメーション/Digital Transformation)とは、簡単に言えば「デジタル技術による(生活やビジネスの)変革」と言えますが、デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(2018,経済産業省)では「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」として説明されています。中小企業こそ「DXは進みやすい(進めるべき)、効果が高い」というようなお話もあります(このお話はまた改めてします)。

地図はデジタル地図をつかう

現在のゼンリン住宅地図(紙)は、 住宅地図をデータ化しコンピュータによって活用いただける住宅地図データベース(ゼンリンZmap-TOWNII) を使えば簡単に用意できます。そして表示はGIS(地理情報システム)を使います。

なお、 住宅地図データベース(ゼンリンZmap-TOWNII) では見た目は住宅地図同等で表現でき、戸別の建物情報の他にも道路や鉄道、行政界等も収録した地図情報の検索もできます。これを使えば〇〇公民館は ゼンリン住宅地図(紙)の10ページぐらいにあったかなと記憶する必要なくなります。

以下は参考までに、住宅地図の情報量の豊富さを見てください。
住宅地図をデータ化しコンピュータによって活用いただける住宅地図データベース(ゼンリンZmap-TOWNII )とGoogleMapの比較です(引用:当社HP https://www.mapquest.co.jp/zenrin-maps)。

市街地でも、家名情報のみならず、敷地界や行政界、建物形状のない土地の活用状況(駐車場や田畑)等、 地図から見て取れる情報量に大きな差が出ます。
Googleの地図では、地域によって、道路を間引く等、手を加えられているところもあるようです。家枠形状も存在しないため、正確な場所が把握しづらいかも。

メモ書きはGISの機能をつかう

こちらもGISを使います。簡単にはGISで背景に表示した地図上をクリックするとメモが書けるような機能だけでもよさそうですね。
誰がいつ書いたか等を記録したいというようなときは、この入力ダイアログに項目を追加すればいいだけです。

簡単な機能ではありますが、 住宅地図データベース(ゼンリンZmap-TOWNII) を使えば紙地図よりもっと便利ですね。

まとめ

今何気に便利に使っている紙のゼンリン住宅地図。きっと役場職員だけでなく、多くの人が使っていると思います。

紙ならではの良いところはありますが、冊子はどんどん古くなり使いにくくなりますし、そこに書いた貴重なメモ情報も使いづらくなっていきます。地図とメモ情報をデジタル化すれば課題解決です。

ゼンリンZmap-TOWNII、もっと便利に使えるのでは?

今回の記事を見ていただいた後に、 ゼンリンZmap-TOWNII をもっと高度に活用してみたいと思われる方も多くいらっしゃると思っています。例えば「お顧客様の住所を地図に配置して担当営業所のエリアを考え直したい」「自社や取引先の工場や倉庫を地図に配置してハザードマップも重ねて災害リスクを評価したい」等々。。。

そんなアイデアを思い付いた方は、当社GISコンサルタントまでご相談ください。

実現したいことをヒヤリングさせていただき「アイデアに対して地図や位置情報で何ができるか?」「どういった地図を使い、どんなシステムを作るか」まで、実現に向けたコンサルティングをさせていただきます。


ご相談お待ちしております。ご相談窓口はこちら

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