Windows11体験レポート性能編

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画面UIが大幅変更!Windows11体験レポートGUI編

Windows11の動作が速い?

前回の記事から時間が経ち操作方法も慣れ始めた頃合いに、「動作速度が以前より速くないか?」と感じていました。最初は気のせいかと思っていましたが、TwitterなどのSNSでほかのユーザーも同じような感覚を持っているらしいということで、公式で動作速度に関する発表がなかったか確認してみました。調べた結果、Microsoft公式のブログにインタビュー記事がありました。

Windows 11: The Optimization and Performance Improvements

(Windows 11:最適化とパフォーマンスの改善)

記事によると、今回Windows11はアプリとプロセスの優先順位付けを行うことで優先順位の高いシステムにCPUやメモリを割り当てているそうです。具体的には、ウインドウが複数あったときにより前面に表示されているものを優先的に処理し、より後方にあるウインドウに対するCPU・メモリ使用率を下げるなどです。

つまるところWindows11が高速に感じるのは、実際にCPU効率が上がっているのもありますが、現在進行形で使用しているアプリケーションやシステムにCPUの使用率を多く割り当てているので、CPU使用率が高くても全面のシステムは高速に動くようになっているからです。

実際にいろいろ動かしてみた

CPU使用率が大体90%くらいになるくらいたくさんのアプリケーションを同時起動して実験してみました。結果は、最前面のゲームはそこそこ高速でプレイができました。さすがにヌルヌル動くとまではいきませんがCPU 使用率90%とは思えないくらい快適でした。よくよく見てみると、一番後方にあるアプリのウインドウの画面が真っ暗になっていました。そのウィンドウを前面にもってこればちゃんと表示されます。メモリなどの消費を抑える為に描画や内部処理などをストップさせているようです。

フルスクリーンができないアプリ?

今回アプリケーションを複数開いてみた際、一部がフルスクリーンで開いていたのですが、開いた瞬間に極端にカクツキ始めたりそもそも画面に表示されないものもありました。表示されるものとされないものの違いはおそらく、フルスクリーンの処理方式の違いだと現在予想していますが、詳しいことがわかったら追記しておきます。

触ってみた感想

基本的にはすごくストレスフリーに動作してくれるのですが、何かの拍子に重くなると一瞬にして画面がバグり出すのでここは解消してほしいですね。バグの内容はこんな感じ

  • タスクバーのアプリアイコンが暫く表示されなくなる
  • ウィンドウがデスクトップ画面のアイコンより後ろに表示される
  • ウィンドウ以外表示されなくなって背景が深緑色に(Windowsのテーマ色?)
  • ウィンドウの配置が勝手に変わる

初期バージョンということもあり不満点もたくさんありますが、UIデザインや動作性能はとてもいいので、基盤としては悪くないです。バグや細かな不満点は今後のアップデートに期待ですね。

今後はストアからAndroidアプリがインストールできて使えるようになるらしいので、それも楽しみですね。

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