前回、UnityでXcode用のプロジェクトをビルドするところまで行いました。
今回はその後の工程、Xcodeからビルドして実機(iPad)で動作させるところまで行います。
1. Xcodeでプロジェクトを開く
Xcodeでビルドしたプロジェクトを開く方法は二つあります。
- MacにUnityをインストールしている場合:
Unityから File > Build Settings > Build And Run を選択することで、 ビルド後に自動的にXcodeでビルドしたプロジェクトを開いてくれます。 - プロジェクトファイルから開く場合:
*.xcodeprojをダブルクリックで開くまたはXcodeから開く
UnityをMacにインストールした状態で開発するのが楽。
2. 署名設定
[<プロジェクト名>] → TARGETS [<プロジェクト名>] → [Signing & Capabilities] → [ALL] → [Signing]から自身のApple ID を選択して署名設定をします。
3. ARDKを読み込む
[<プロジェクト名>] → TARGETS [UnityFreamework] → [General] → [Freameworks and Libraries]から、以下のライブラリを追加してください。
- ARKit
- CoreImage
- CoreML
- MetalPerfomaceShaders
- Vison
6. 実機ビルドする前にiOSの設定
iOS端末で初めて実機ビルドしようとするとおそらくアプリの開発元のApple IDが許可されていないエラーメッセージが表示されると思います。
そのときは、「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」から表示されているデベロッパAPPの自身のApple IDを選択して信頼してください。
5. 実機ビルド
後は実行の△アイコンを選択すれば、実機にびるどされ動作を確認することができます。
おまけ
サンプルを動かした動画