Googleカレンダーを辞めた

個人でも仕事でもGoogleカレンダーは便利ですね。

今日は仕事でGoogleカレンダーの利用を辞めたです。

Googleカレンダーを何に使ってた?

当社では業務で定期的にお客様への連絡をする場面があります。1年に1回システム保守契約更新の連絡です。

通知は自社システムを構築している部分もあるのですが、いろいろ理由もあり一部は手動でお客様へ連絡しています。

手動部分は管理をGoogleスプレッドシード(以下、管理スプレッドシート)で行っています。
・顧客名
・連絡手段
・メール
・契約日
・案内日
などなど

ご連絡を忘れないよう、リマインダーとしてGoogleカレンダーに登録していました。
Googleカレンダーから指定した日時にリマインダー通知がメールで届きます。
これなら抜け漏れないと考え利用し続けてきました。
ただ管理スプレッドシードとGoogleカレンダー、どちらも登録していて面倒ですね。
量が多くなってくると、しっかり2つが同期して登録できているのか?と心配になってきます。

リマインダーの仕組みを改善♪

Google Apps Scriptを利用して管理スプレッドシードの情報からメールを送信できるようにします。

コードはこんな感じ。 社内へのリマインダーなのでメールの宛先は当社のメールアドレスです。

Google Apps Script
// リマインダー送信先
const recipient = "sales@mapquest.co.jp";

// 保守更新情報リマインダー
function NotifyGmail() {
  var mySheet = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('[シート名]');
  var sr = 3;
  var sc = 1;
  var lr = mySheet.getLastRow() - sr + 1;
  var lc = mySheet.getLastColumn() - sc + 1;
  var data = mySheet.getRange(sr, sc, lr, lc).getValues();
 
  data.some(function(value) {
    if(value[14] != '〇' && Utilities.formatDate(value[13], "JST", "yyyy/MM/dd") == Utilities.formatDate(new Date(), "JST", "yyyy/MM/dd")){
      var subject = "保守通知リマインダー " + value[0] + "_" + value[5] + "_"  + value[10]; // 件名
      GmailApp.sendEmail(recipient, subject, ""); // 本文は空
    }
  });
}

トリガーを利用して1日1回スクリプトを実行するようにします。
非常にシンプルな仕組みですね。

これでリマインダー完成!
Googleカレンダーへの登録が必要なくなりました♪

注意点あり

間違ってはいけないのが、このような仕組みを使ってメルマガを出したりしてはいけません。
すぐに「1日100件までしか送れないという制限」にぶつかりますのでお気をつけください。
メルマガならMAツールを使いましょう。当社はKairos3を利用しています、いろいろと便利ですよ。

※Kairos3を利用してもらっても当社利益はないです(笑)

ちなみにGoogle App Script導入時につまずいた話「Google App Scriptのエディタが開けない?」もどうぞ。

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