スマートロック「SESAMI」の最新機種である「SESAMI 4」を入手したので、私の自宅の玄関に取り付けて、1か月ほど使ってみました。
スマートロックについて
スマートロックは、スマートフォン等の電子機器を通じて、鍵の施錠/開錠を可能にするIoTガジェットです。Bluetooth等の通信によりスマートフォンと接続し、専用アプリで施錠・開錠の指示を行うことができます。
今回入手した「SESAMI」シリーズは、既存の鍵に取り付けられる構造となっており、従来の物理鍵もそのまま利用できます。
写真のような感じで、扉に両面テープで取り付けます。サムターンを挟み込むような構造になっていて、操作によってモーターが回り、施錠/開錠を行います。シンプルで分かりやすい構造ですね。鍵の形が合えば、取り付けは30分もかからないと思われます。
一世代前のSESAMI3が当社の玄関に取り付けられていたので、SESAMI3とSESAMI4と比較してみました。
外観の違いは…殆どありませんね。公式サイトによると、構造がよりシンプルになったことで壊れにくくなったらしいです。一番の注目点はやはり価格でしょうか。¥4,980(税抜)とこれまでのシリーズと比べても特に価格が抑えられています。
手ぶら開錠が楽
スマートロックを導入して最も便利さを実感する機能は「手ぶら開錠」機能です。これを有効にすると、外出先から帰って来た時に、扉に近づくだけで自動で開錠してくれます。オートロック機能と組み合わせると鍵要らずになります。
仕組みはシンプルで、スマートロックからの一定距離をジオフェンスとして設定します。ジオフェンスから外に出ると、外出したと見なされるようで、その状態で再度ジオフェンス内に入ると、帰宅と判定されて開錠されます。
とても便利な機能ですが、唯一の欠点として、スマートフォンのバッテリー消費が激しくなります。
所感
取り付けもアプリの設定もシンプルで、そして導入コストも小さい。以前よりもだいぶ敷居が低くなってきたように感じました。スマートロックを導入し、自宅をスマートホーム化する第一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか。
私の自宅はSESAMI3です。家族全員スマホから玄関のカギを開けることが当たり前になりました。とても便利ですよね!