浄化槽と地図活用② 脱炭素社会へ

前回お話した浄化槽と地図活用の続きです。

前回までのまとめ
・浄化槽は人口減少に対し低コストで場所を問わない優秀なインフラ。
・維持するには浄化槽は清掃や点検を随時行う必要がある。
・業務計画は難易度が高く匠の技。
・地図をつかって業務改善できそうだけど、自動計画アルゴリズムは難易度高い。

今までの地図活用

少し話を戻しまして、現在、浄化槽清掃業務でどのような地図を使っているのでしょうか?
行き先の顧客の場所や周辺の道路幅などを ゼンリン住宅地図(本)で調べて業務計画を行っていました。
ゼンリン住宅地図は、世帯名称が表記されている日本で唯一の地図ですね。紙であるため広範囲を見ることができ、PCスキルは必要ないのが良いところ。
でも、お客様の場所を調べたり、確かに便利ですがPCやスマホのように「検索」することはできません。
使い慣れていても、ちょっと時間がかかりますよね。
また、紙に書き込んだメモは年度更新で本を買い替えると転記は面倒です。

地図活用=GIS

GIS(地理情報システム)は30年以上前から普及してきました。
今ではPC、タブレット、スマホ、強力なネットワークインフラがあり、地図や位置情報を活用しやすい時代になりました。まさに紙からデジタルへ、わかりやすいDXですね。
今回は、地図で「場所を探す」だけでなく、位置情報を活用し「自動計画」をチャレンジしています。

強力な助っ人

「自動計画アルゴリズム」で困っていたところ、
豊橋技術科学大学 松尾 幸二郎 准教授にご相談し共同研究していただけることになりました。
松尾先生は、交通現象・交通行動を科学的に捉え,安全・便利・快適で地域社会と調和のとれた交通システムの
あり方とその実現方策を追及するための研究に取り組まれております。
※内容について松尾先生への直接相談はご遠慮ください。
※掲載について松尾先生の承認を得ております。

松尾 幸二郎 准教授
所属建築・都市システム学系
兼務安全安心地域共創リサーチセンター
未来ビークルシティリサーチセンター
専門分野交通工学 / 土木計画学
学位博士(工学)(豊橋技術科学大学)
所属学会土木学会 / 交通工学研究会 / 日本都市計画学会 / 日本交通心理学会 / アジア交通学会
研究室webhttp://www.tr.ace.tut.ac.jp/
研究者情報(researchmap)研究者情報

アルゴリズム開発


先生のご協力があり、数か月で無事アルゴリズムが開発できました!
導入してみて
・もっと仕事をタイトにスケジュールしたい
・半日浄化槽清掃でない仕事をする場合も加味したい
など課題が発見されましたが
パラメータの調整やアルゴリズムの改変を行い、無事お客様の満足する計画が自動で作成できるようになりました。

地図活用の付加価値は?

具体的に地図を導入すると、どんな価値があったのでしょうか?

自動計画することで車両が最適な距離を移動することになります。業務効率はもちろんのこと、温室効果ガスの排出を抑えることができ脱炭素社会への貢献ができました。

多くの場合、顧客情報は浄化槽台帳システムが持っています。どう連携したのでしょうか?
少し詳しい情報は資料「浄化槽清掃業務と地図活用」をお送りします。
「 浄化槽清掃業務と地図活用 」資料請求フォームからお申込みください。

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