皆さんは翻訳ツールに何を使っていますか?
最近ではDeepL翻訳を使っている人が多いのではないでしょうか。早くてクオリティの高い翻訳で、私も良く使っています。少し前にはPDF対応で話題になりましたし、どんどん便利で高機能になっていきますね。各プランも絶妙な設定で有料版も検討したくなります。
DeepL翻訳 Chrome拡張機能(公式)
こちらの記事が流れてきて気が付きました。いつの間にか公式のChrome拡張機能がリリースされていたとのこと。機能の詳細はリンク先の記事にお任せするとして、私も早速導入しましたがこれは便利。 Chromeの拡張なのでブラウザのアプリならどのアプリにでも翻訳 (読み/書き) ができます。プライベートでも使用したいと思います。
Microsoft Translator
Microsoft Teamsと組み合わせることで多言語会議ができるという謳い文句で気になっています。私は仕事上ベトナムやタイの開発者とコミュニケーションをとることがあります。大抵日本語を話せるSEが間に入るため日本語でコミュニケーションできますが、開発者全員が日本語を話せるわけでないので伝言ゲームが発生するときもあります。このようなときにそれぞれの母国語でコミュニケーションをとる感覚で会議ができたら便利です。精度も気になるところなのでまた検証してみたいと思います。
Google Pixel 6 / 6 Pro 文字起こし・翻訳機能
Androidの布教活動です。Google Pixel 6 / 6 Proのレコーダーアプリで録音しながら、また、YouTubeなどの動画を見ながら翻訳しつつ文字起こしできます。精度が少し気になるところではありますが、ニュアンスがわかる程度には翻訳してくれます。同時通訳的な使い方ができるので便利。特に英語ではない言語で話す相手のときに使えそうと思ってます (英語はある程度わかる人の場合)。
翻訳ツールに思うこと
いくつかの翻訳ツールについてコメントしました。もちろん、これ以外も様々な翻訳ツールが存在します。どのツールを使ったとしても、大事なのは「意図が正しく読み取れたか/伝わったか」だと思います。私はドキュメントを書くとき、読む相手の母国語が日本語ではない可能性があるかどうかを気にするようにしています。つまり、「自分が書いたドキュメントが翻訳ツールにかけられるかどうか」ということです。その可能性がある場合、いくつかの翻訳ツールで他言語に変換し、その結果をまた逆変換して元のニュアンスに戻ってこれるかどうかチェックします。どこまで効果があるかはわかりませんが、少なくとも違う意味の文章になるよりはマシなはずです。
また会話やチャットなどでリアルタイムに翻訳できるツールは、便利な反面その結果を吟味する時間が短くなるのが気になるところです。翻訳自体が間違っている可能性もありますし、微妙なニュアンスや表情、声色も読み取りません。翻訳された結果だけを見るのではなく、目の前の相手や前後関係を含めて判断する必要があると思います。