GoogleMapなどオンライン地図の弱点

日頃利用しているオンライン地図の弱点についてお話します。

オンライン地図とは

オンライン地図でGoogleMapが一番知名度が高いですね。
そのほかにもiOSのマップアプリで利用されているAppleMap。
国土地理院の地理院地図、オープンデータのOpenStreetMapなど、様々な会社や機関がインターネットを通じて地図情報を配信しています。

他にも
・MapBox
・Yahoo!地図
・ゼンリンいつもNAVI
・Mapion
など数えればきりがありません。みなさんは何を利用されていますか?私はiPhoneなのにGoogleMapです(笑)

とっても便利

オンライン地図は、WEBサイトやアプリになっていることが多く、基本無料配信(※1)なので、コンシューマーが利用するにはとても手軽です。マップアプリに課金している人はごく少数でしょう。私も無料で利用しています。
また、WEBAPIも備えており、WEB開発にも利用できます。
OSSの地図ライブラリを使えば、簡単に地図を表示させることができますね。

※1 一定量のアクセス数を超えると課金されるサービスがあります。

どんな使われ方?

場所を確認、場所探す、その場所に行くが基本でしょう。
紹介した地図サイトやアプリは、コンビニだったり駅だったり、多くのコンテンツを備えており、なんでも探せるようになっています。
また、専用の各種アプリ内でも利用されていますね。
たとえば物件アプリ、ニュースアプリのクーポン配信、電子決済アプリで対応店舗、登山用アプリなどです。
といっても、「確認、探す、行く」であることに違いはありませんね。

オンライン地図の弱点なんてあるの?

まさにオンラインであることが弱点です。
オンラインであるが故、オフラインの環境では利用できません。
当たり前すぎて笑ってしまいそうですが、オフラインで地図を利用したいシーンは結構あります。

・警察内、消防内
・自治体内
・機密性の高い企業内
・災害時
・山中など 、人が住んでいない場所

特に業務では、「確認、探す、行く」 に加え、機密情報を表示し、地図上で管理や分析、共有、状況把握など行います。地図はみなさんの生活に見えないところで活用されています。

少しづつクラウド(オンライン)への理解や導入は進んではいるものの、課題は多いようです。
登山用アプリ「Yamap」は工夫されていて、地図データをスマホにダウンロードしてオフラインでも動作できるような機能が備わっています。利用シーンを考えられていて便利ですね!

もう一つの弱点は見た目を変えにくいこと(変えれないではないです)。これについてはまた次回お話しましょう。

オフラインで地図を使うには?

地図データ、地図システムなどをローカルネットワーク内に配置します。
ローカルネットワーク内だと現行システムはネイティブなものが多いですよね。するとOSS地図ライブラリのようなWEB系地図ライブラリも利用できません。

地図選びとか、基幹システムとの連携とか、なんだか、めんどうです。

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