「みちびき」使ってる?

地図や位置情報に興味がない方でも「みちびき」という言葉はご存じかと思います。

みちびき(準天頂衛星システム)とは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのことで、英語ではQZSS(Quasi-Zenith Satellite System)と表記します。
ただし、「準天頂衛星」という場合には、準天頂軌道の衛星と静止軌道の衛星の両方を合わせて呼ぶため、準天頂軌道の衛星を区別する必要がある場合は「準天頂軌道衛星」といいます。

GPSとは違うの?

衛星測位システムといえば、アメリカ合衆国のGPS(英語: Global Positioning System、全地球測位システム)ですね。「GPSの精度が悪い!」と言いますがアメリカ合衆国の古い衛星なので仕方ありません。
アメリカの軍事目的に開発されたもので、 2000年5月までは一般利用では精度が悪くなるよう誤差が仕込まれていました。私は1990年代からGPSを利用したシステム開発に携わっていたので誤差には悩まされました。

日本の衛星測位システム「みちびき」は日本での利活用を目的とされており、高精度な信号を装備しているため精度が高いです。「みちびき」の詳しい説明は本家のサイトを見ていただいたほうがわかりやすいですね。
サブメータ級測位補強サービスにより誤差1m以下で測位を行うことが可能となります。

みちびき=精度が高いと勘違いしていませんか?

条件によって異なりますが、私の経験でGPSの誤差は10m~という感じです。
「みちびきなら高精度だ!」と、当時私も勘違いしてました。

みちびきを利活用するには、みちびきに対応した製品を利用する必要があります。
これらの製品は、どの送信信号に対応しているかで位置精度が異なります。 みちびきには送信信号がいくつかあるため、この送信信号を良くみて製品を選びましょう。 誤差1m以下の位置精度ならL1S信号対応が必要です。

「みちびき」対応(L1S) 使ってみた

私の趣味の一つがゴルフです。コースで利用する ゴルフ距離計測器 というものがかなり古くからあります。

自分の位置とグリーンの位置を把握できるアイテムです。残り〇〇ヤード、バンカーまで〇〇ヤードといった具体です。形はスマホみたいな形状だったり、腕時計型だったり。 昔 、私もGPS対応の距離計測器を使っていましたが精度がイマイチで使うのを辞めてしまっていました。
先日、初めて「みちびき」対応(L1S)の「THE GOLF WATCH NORM II」というゴルフ距離計測器を購入し、 コース で使ってみました。


さすがL1S信号、非常に高い精度でグリーンまでの距離を計測してくれます。1ヤード(91.44cm)の誤差範囲内ですね。

いっしょにいたメンバーも別メーカーの ゴルフ距離計測器(L1S対応)を持っていて比べてみたのですが、なんと全員同じ精度でした。さすが!
期待通りの精度で大満足です!ま、ゴルフのスコアが良くなるかどうかは自分次第ですが(笑)

軽量かつコンパクトな時計型本体内部に収まっており、USB充電でラウンド中バッテリーも十分持ちます。 これで実売で15,000円以下です。
低価格化も含め、技術革新の速度を身をもって体験しました。
なかなかサブメータ級測位補強サービスを生活で体験って貴重ですよね。

趣味だけでなく、仕事でもみちびき対応のGPSマルチユニットを触ってみた話はこちら

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