当社ではソフトウェア開発で必ず設計書を作成しています。
もちろん開発する内容によって「どこまで」決めるかはまちまちです。
ノーコード・ローコード環境のKintoneアプリの場合、設計書はどうしましょうか?
Kintoneのメリットの一つとして、簡単に短時間にアプリを修正できます。
フィールドの種類や名前を事前に設計書として作成すべきでしょうか。
例えば、簡単な社員名簿アプリを作成します。
シンプルに3つの項目で
・住所
・氏名
・電話番号
とすると、それぞれ文字列でとか、必須入力とか決める必要がありますよね。
自分で設計し、自分でアプリを作成するならノードキュメントでも問題ないでしょう。
設計者と作成者が別だったら?
設計者や作成者が退職してしまったら?
いろいろ心配になります。
どうしたらチームで上手にKintoneアプリを開発、運用できるのでしょうか?
アプリを見れば理解できる、これがノーコードの特徴ではないでしょうか?
そこで、私はノーコードの範囲は設計書を作成せず進めています。
アプリを見ても理解できない部分、
・目的、いつ利用するのか
・アプリ間の連携
はドキュメントを残しました。
Kintoneには”アプリの説明”があるので、そこに詳しく書いておくのも手ですよね。
以前、RPAのセミナーに参加したことを思い出しました
「組織内に所属する各個人RPAをどんどん使って開発し業務改善しましょう」という内容でした。
私は少し疑問を持ちました、作成したRPAは作りっぱなしになり、何をしているかわからないRPAが乱立します。
規模や利用用途にもよりますが、これは組織として問題だと思います。
わからない Kitoneアプリが乱立しないよう、誰でもわかるKintoneアプリが良いですね。
「ノーコードローコード」の場合、極力ノードキュメントで進めています。ただローコードの場合はある程度のドキュメントが必要かと思います。
ノーコード・ローコードの特性を良く理解して活用していきたいですね。
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