マップクエストのGISコンサルタント

ある日の出来事

先日、あるお客様に「森林コンサル”とはどのようなお仕事でしょう?」とお伺いしているときに、ひょんなことから「地番図データをExcelで集計する作業を何度も繰り返しているけど、データの件数が多すぎてPivotを使って集計しているときに時間がかかる。。。PCが古いからかも。。。」というお話を聞きました。

「Excelがデータが多すぎて重いだけなら….Accessを使ったらよいかも?」ということで「データベースにしてみては?」というアイデアで、ExcelをAccessにインポートして集計をしてみましょう!と一緒にやってみました。普段にお客様がやっている操作とあわせて、実際のデータも見せていただいたうえで、SQLも自分なりに説明して、集計のやり方を簡単に説明しました(お客様はAccessは使ったことはないとのことでしたが、PCにはインストールされてたので、Accessでやってみては?と助言させていただきました)。

これを読まれた方のなかには、もっと他にもいい方法はあります!というご意見もあるとは思いますが、まずはできるところからです。

現場あるある?

現場の担当者は今の作業を期限内に成し遂げることが最重要なので、多少遅くても重くてもその方法を疑わずに前例に従いがちです(自分も地方自治体職員だったときは、どんな作業でも取り掛かる前に以前に実施したときの書類やメモを探してから、それに従って行ってました)。

ただ、今だからわかるのですが、自分が当たり前と思っている作業にも目線を変えれば様々なやり方(改善点)はあります。

今回は些細なことで最善の助言でなかったかもしれませんが、お客様にご納得いただき、とりあえずの改善をご支援できて喜んでいただくことができました!

当社の営業として”できること”でお客様に喜ばれるようなお付き合いをできたことは良かったと思いました。

GISエンジン屋からGISコンサルタントへ

自分がマップクエストに入社したのは5年前、GIS営業職の採用でした(現在も引続き営業職です)。それからクラサバ環境で動作するMapQuestDotNET(GISエンジン)の提供を支援しています。MapQuestDotNETは多くのお客様の期待に応えるべく常に進化しており、”すぐに使える”視点で、ご提供までのご支援を引き続きしてます。

GISエンジン

業務システム等に地図機能(地図表示、地図編集、検索、計測など)を供給するもの
<MapQuestDotNETコンセプト>
「たった一行で地図表示」「100以上のサンプル群」「高速な地図描画」「多彩な表現力」

お客様の管理したいものは、施設だったり、配送先だったり、規制情報だったりと多くのモノが現実の世界にあります。モノを管理するために住所や広さだけでなく地図上に表示して、管理を変えて有効利用を支援するのがGISです。

マップクエストの営業というお仕事

GIS機能を提供するご支援するのが営業という仕事。これは変わっていませんが、そのお客様との関わり方(営業)は変わらなければならないと感じています。

これまではGISエンジン屋
GISエンジン屋、つまりGIS機能の提供です。その営業に求められることは、開発会社様にGISエンジンを説明できること、またお客様からGISを使って業務を改善したいと言われたときに、業務をGISの要件を聞き出せることです。要は、当社のGISを”説明する”、お客様の要求を”聞き出す”のがGISエンジン屋の営業です。地方自治体の上下水道管理や固定資産管理等の自治体GISや新聞販売店の顧客管理GIS等のシステム開発を支援してきました。

マップクエストホームページ(https://mapquest.co.jp)より抜粋

これからはGISコンサルタント
現在は、お客様の環境が様変わりしています。クラサバからクラウドに進化していることも多いです。GoogleMapやOpenStreetMap等を使った地図サービスも広く認知されており、業務に地図を使うことは当たり前となっています。

お客様に喜んでいただくにはGIS機能の提供以上に「いつでもどこでもすぐにデータ共有!」「スモールスタートで今すぐにも改善!」を感じています。

新しい技術やサービスに好奇心を持って、お客様の業界知識、新しい技術(当社では技術的な部分の理解には開発部にも助けてもらいます、餅は餅屋です。。。)、お客様に寄り添う姿勢と聞き取り力が大切と思っています。お客様の業務を知り、GISエンジン営業で培ってきたノウハウ、そして新たな技術ををお客様へ提供して課題解決をするのがGISコンサルタントです。

Sawada
Sawada

現在は、たまたま開発部職員にわからないことや質問をできるので、お客様の目先の困ったことにも新しい技術や解決アイデアを!と思っています。お客様に喜ばれる営業を目指しています。(GISを解決手段にすることだけが営業ではありません)

まとめ

今回は現在の自分の仕事やノウハウ、当社の技術をどのようにお客様に提供をするのか?そして、お客様に何を提供すれば喜んでいただけるのか。。。自身の襟を正すような内容となってしまいました。

ぜひ皆さんの業務内容や業務課題をお気軽にお話しいただければ幸いです。

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