球春到来!澤田の趣味の話です!

趣味はスポーツ観戦と言いつつ、”プロ野球観戦”?!

澤田の最近の趣味はゴルフですが、子供のころからずっと続いているのはプロ野球観戦です(小学生のころからずっと阪神ファン)。3月25日(金)セントラル・リーグ/パシフィック・リーグの開幕を控え、最近はTVやWeb等でニュースを見てます。

入山、澤田って誰?

小学生のころ・・・

プロ野球に関心を持ったのは、小学校低学年のころ。「プロ野球選手名鑑」という本を買ってもらって、毎日眺めているうちにどんどん引き込まれていきました。当時は、ほとんどの選手についての名前、出身地や出身高校等々を記憶するぐらい読んで、テレビでナイター中継あるときは、阪神戦ではなくてもTV見てました(笑)。

中学生のころ・・・

1985に吉田監督のもと阪神が優勝しました(喜)。記憶をたどると。。。当時は中学2年生の文化祭の日でTVは見れずでしたが、学校終ってすぐ帰った記憶があります。まだまだ熱狂的な感じです。

それ以降・・・

高校生以降は、ちょっと落ち着き、今も落ち着いてますが、2003年の星野監督のもと、2005年の岡田監督のもとでの優勝等々、強い時はもちろん、弱い時も結構気にしてましたね。ニュースは毎日見てます(笑)。
(昨年の2位も惜しかった!)

データを見てみよう 〜プロ野球選手を分析してみる〜

今は子供の時のように「プロ野球選手名鑑」を毎日見ているわけでなく、最近は選手のデータをWeb検索してます。今回はそのころを思い出して、選手のデータを使って、いろいろと分析をしてみようと思います。

取得したデータ

【プロ野球 選手 データ】とググってみると、結構たくさんありますが、一番上の「プロ野球データFreak」にアクセス。そこで登録されているチームごとの選手データを使ってみます。まず、情報量の多さに正直びっくり!【サイトが提供する情報及びサービスは、ご自身の責任と判断においてご利用ください】とのことで、貴重な情報のご提供に感謝します。

https://baseball-data.com/

今回使うのは、2021年の選手一覧データで以下の感じです。2021年ペナントレースは総勢962人でした。

Excelに取り込んでみましたデータの一例です。背番号や出身地、面白いのは年俸があるところ!

ざっくりとみてみる

まずは、分析の基本でざっくりとみて、いろいろ思いをはせるために、【チーム別の選手数】、【年俸総額】を見てみます。

支配下登録枠は70人だったと思うので、現在は育成選手制度もあって選手数は多いですね(プロ野球への門戸が広がって良いことかな)。でも思っているより差はありました。チームごとの育成方針とかあるのだろうか?という感じです。それにしても年俸総額は大きく違いますね。。。
巨人とソフトバンクは選手数&年俸総額も多いのでやはり球団経営に余裕があるのかと勘ぐってしまいます。一方で選手数も年俸総額もともに低い日本ハム。。。個人的には新庄剛志ビッグボスを応援したくなります(笑)。

野球王国はどこか?

せっかくなので、データに出身があることを使って「プロ野球選手は野球王国で生まれる?」を仮説として分析してみました。

県別なので外国選手は除き総数862名です。1位大阪77人、2位:兵庫54人、3位千葉と神奈川50人。。。7位愛知37人、4位山梨2名。ちなみに下世話ですが年俸で見ると1位兵庫、2位大阪、3位神奈川となります。関西と関東が優勢ってところです。

横軸の項目が増えてきて分かりにくくなったので、選手数を地図で見てみます(リアルなデータが見にくいときは地図でみるとわかりやすくなること多いです)。色は選手数が多くなるほど濃くしています。関西と関東が優勢ってことがより分かりやすいと思います。

本当に野球王国は関西?関東?

ただ、これを見ても思うところがあります。あれ高知県は?徳島県は?と思いませんか?

関東や関西の人口が多いだけ?という疑問がわいてきます。ということで、県別選手数を県別人口総数で割ってみました。この値も地図で見てみます。色は数値が大きくなるほど濃くしています。

疑問は解決ですね。高知とか徳島はやっぱり多いですね。さらに和歌山とか佐賀とか大分が特に多いのでこういったところが今の野球王国といったところでしょうか?ちなみに和歌山出身と言えば「益田直也(ロッテ)」、佐賀と言えば「宮﨑敏郎(DeNA)、大分といえば「今宮健太(ソフトバンク)」や「源田壮亮(西武)」です。

本当の野球王国は? ~平成28年社会生活基本調査~

あと、いろいろデータを調べていたら「社会生活基本調査」という統計調査に辿り着きました。多分こっちのほうが野球王国を知るうえではいいかもです。野球(キャッチボールを含む)行動者率が大きくなるほど色が濃くしてあります。

滋賀と北海道が多いのか。。。日常的にに野球をする人が多い≒野球王国とは思ったのですがが、プロ野球選手の数とはリンクしないところも多々あります。もしかしたら野球留学とかもあるので、出身都道府県ではなく出身高校とかも併せて見ないといけないかもしれませんね。。。「プロ野球選手は野球王国で生まれる?」という仮説は単純すぎで破綻しかかってます、もっと違った切り口が必要かもしれません。データの切り口を変えるごとに、生のデータを単純に見るだけでは新たな疑問が出てきますね。。。

これは統計的な前処理等もしなて分析をしないといけないことだと思います。でも今回はここまでで。。。(笑)

(高知が低いのにびっくり!と思ったのは僕が阪神ファンで藤川球児とかに引っ張られているのかも・・・)

社会生活基本調査

統計法に基づく基幹統計調査として,生活時間の配分や余暇時間における主な活動(学習・自己啓発・訓練,ボランティア活動,スポーツ,趣味・娯楽及び旅行・行楽)を調査し,国民の社会生活の実態を明らかにするための基礎資料を得ることを目的として5年ごとに実施しています。

まとめ

プロ野球選手のデータを使って、子供のころを思い出しながらデータ分析してみました。まだまだな部分は多分にありますが、データ分析する楽しさが伝わったら嬉しいです。選手データならではの「守備」「投打(右投げ右打ち)」もあるので、いろいろな仮説に対して分析してみるともっと面白そうです(例えば、野球は左打ちが有利なので野球王国では右打ちを左打ちに変えているかもしれない?)。

3月25日(金) セントラル・リーグ/パシフィック・リーグの開幕をまじかに控え、昨年の選手データをごにょごにょしてみました。こういった分析もしながら今年も阪神を応援したいと思います!!

おまけ

地図を使うとデータを分かりやすく見ることができます。これまでの記事でも「地図で可視化するとわかりやすい」といった事例もありますので、なにかの参考になれば幸いです。

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謝辞

貴重なデータを提供されている「プロ野球データFreak」様には感謝です。

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