新しいことってむずかしい⁈

何事も新しいことに取り組むにはパワーが要りますよね。ただ、そうしないとなにも変わらない。。。当方の仕事、営業においても新規開拓は重要ですし、生活においても”だらだら”と過ごさないために必要なことと思ってます。

今回は、最近取り組んでいた勉強会やウェビナーの自社紹介スライドづくりを通して、当社が新しいことに取り組んでいること、具体的には当社の研究開発を整理したことを書きたいと思います。

当社の研究開発

スライドの抜粋です。いろいろありますね。。。これまでのクリートでも個別プロジェクトとして取り上げてますが概要は以下の通りです。

森林整備

放置された森林管理、そして不十分な森林整備。だから林業の効率化は欠かせません。そのためにデジタルデータです。スマート林業という言葉もありますね。まずは森林にはどれだけの資源があるのか?森林は誰のものなのか?を明確にしたデータ管理を始めましょう!デジタルデータによって効率的な管理を行って、将来につながる森林経営を行うことができれば、山間地域の林業を復活し基幹作業にすることだって可能かもしれません。また森林の少ない地域の森林整備も可能となり、網羅的に本来の森林機能を高められます。そのためにはデジタル地図は欠かせません。

第1回のマプウェビでも情報発信したところを動画コンテンツになってますので、ご覧ください。

災害時支援

災害から生命と財産を守るには「自助(じじょ)」「共助(きょうじょ)」「公助(こうじょ)」が大切です。そのなかで「公助」は備えのなかで中心的存在です。支援が必要な方たちを名簿(名前や住所など)として管理するだけでなく、避難行動支援を実効性あるものとするには、例えば、歩行の状況や物の見え方、認知の状況、家族構成や緊急時連絡先、自宅位置とハザードマップの関係や避難場所や避難経路などの情報管理も必要です。要支援者の居所と避難所やハザードとの位置的な関係を見ることができるデジタル地図、情報共有にはキントーンのようなクラウドサービスを活用することも可能です。

高齢者を災害から守る備え

収集配送

仕事に収集配送業務が含まれていることは多いと思います。モノを届ける・集める、サービス提供に行くなど、効率的にお客様を訪問することは大変です。訪問順番をミスれば時間内に回りきれない、そもそも範囲が広すぎたら終わらない。。。仕事によっては、誰が行くべきかから考えなければならない、お客様の指定時間があったり、そこでの作業時間があったりと、多様な条件もあります。
では、訪問する全体を把握しながら日にちや順番を考えるのは誰か。。。配車担当者にまかせれば。。。配車担当者が休んだら。。。頭が痛くなりますね。この複雑な情報全部をデジタル地図に埋め込んだ計画システムなら自動計算します!

収集配送計画って面白い

なお、第2回のマプウェビでも情報発信するので、追って動画コンテンツ化予定です!

獣害対策

野生鳥獣による農林業被害が深刻化してます。その被害の8割は獣類、なかでもシカ、イノシシ、サルによる被害だそうです。このなかでシカ対策の基本は柵や罠などの設置です。そうすると、どこにシカが出現するのかが正確であればあるほど効果が期待できます。そのために目撃情報をデジタル地図に蓄積し、空間解析技術とAI技術のかけ合わせでシカの出現しそうな場所を予測しています。なお、目撃情報をたくさん集めるためにスマホを使った情報収集にも取り組んでいます。

野生鳥獣から農業・林業を守る 野生動物のロードキルを回避するための試み

交通安全

自動車に積んだ衝突防止警報補助装置から収集した情報とこれまでの事故情報などをかけ合わせて交通事故危険箇所を分析し可視化する取り組みです。膨大なデータを集計し分析する、まさにビッグデータプロジェクトです。なおスマホを使って危険箇所の同意を確認したり市民からのクチコミ情報も収集にも取り組んでいます。

産学行政連携プロジェクト

このほかにも・・・

最近は衛星データの利活用にも取り組んでいます。デジタル地図では、空間データを取扱う技術とデータが大切です。データはいろいろなモノがありますが、衛星データは、地域の網羅性とこれまでにないデータがあるので魅力的です。

写真だけの紹介で恐縮です。

まとめ

当社の研究開発は、社会問題を調べることからはじまります。そして問題に繋がる課題を知り、課題を取り除くためにデジタル地図を活用していきます。

技術的な課題は、例えば、スマホで情報収集となるとスマホアプリの開発やクラウド上のデータサーバ、収集配送計画であれば業務条件を考慮した巡回セールスマン問題などなど。体制的な課題は、これまでに放置されてきた森林や自治体林政の実態などなど。制度的な課題は、自治体の情報通信環境やセキュリティ、地方財政への理解、などなど。課題のレベルの違いはあれど、これらは研究開発に取り組むことで、当社の課題として浮き彫りになりました。

営業時には、まずはデジタル地図に導入すればなにかができる!と言いますが、どうやって取り込むか?そどうやってデータを使って計算するか?どうやって見せるか?当社にとっての課題が見えてきます。私たち自身の課題解決力を高めるための研究開発だと思っています。


いろいろ列挙しましたが、気になるところがあった方はぜひご連絡ください。改めて説明いたします。

面白かった方や参考になった方も是非「イイね」お願いします!

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